4月1日なのでインターネット関連雑誌を買ってきた。
これを読めば、インターネット接続について初心者の方もわかるかも?

この雑誌は、回線の契約・接続・設定方法から、ホームページの作成方法まで丁寧に解説されています。

Windows3.1、Windows95、Warp、PC-UNIX、漢字Talk7.5と、OS別に説明ページあり。
各種必要なアプリもCD-ROMについてます。

Macでの接続説明。

モデムによって少し違う部分があるので注意?

プロバイダも、ASAHIネット、IIJ、InfoWeb、BEKKOAME/INTERNET、リムネット等多数紹介。
アナログとISDNの最大速度も書かれている。(出来るだけISDNの64Kで繋ぎたいけど、札幌にアクセスポイントあるのはBEKKOAMEほか、4社のみ。)

後半部分は様々なホームページの紹介。
表紙にかかれている『「日本語」のホームページを200以上一挙に公開』との事で、日本語のページが沢山紹介されている。

清泉女子学院、コンピュータ日本学院、北海道大学HomePageなど。
兵庫教育大学付属幼稚園Home Pgaeは、唯一ある幼稚園のページらしい。

高松小学校Home Pageは、トップページに地図が大きく載り、地図にクリッカブルマップが使われている。小学6年生の子(!)が作成しているとの事。

…という事で。
エイプリルフールなので1995年発行の雑誌のご紹介でした。

掲載ページなか面白そうなのをピックアップ。

東京大学のページ。

説明に書かれている通り、当時は大学のページから、個人ページにも普通にリンクされてましたヨ。

北海道大学のページ。

こちらもシンプル。
大学のページはトップに「english」「日本語」があって、日本語はWelcome-j.htmlにリンクというのが多かったかも?

ドコモのページ。

ドコモのページで注目したいのはURL。www.cyber-bp.or.jp ですヨ!

高松小学校のページ。

今考えると結構凄い。
最近の小学生も、アメーバピグとかでなくて、遊び感覚でiPhoneアプリとか作ってみるといいと思うナ。

行政機関、自治体。

東京都のページ。

青島知事になり…という一文に時代を感じますね。

北海道遠別町のページ。

この頃に公開していたのは、なかなか凄い。
遠別町の開基100年の記念事業で制作したとの事。

社会党のページ。

当時の村山総理がでかでかと載っています。
公開用のメールアドレスがないのは、普通だったのかな?

平成維新の会のページ。

このページも(名称的に)時代を感じさせる部類かな。
背景に細かい画像を敷き詰めるのは、当時の流行り。
今見ると本当に見づらいけど、そろそろ一巡して流行ったり!?

当時の制限の中でもイカしていると思えたサイト。

九州通信使のページ。

これはサイトとしては観光案内になるのかな。発信者は大日本印刷。

無印良品のページ。

ロゴが効果的。

日本テレビのページ。

マスコミ関係はちゃんと作っているイメージ。
でも見栄えをよくして画像が大きい分、遅い回線の人はツライんですよね。

ちなみにホームページ紹介の前半は個人ページが(ほとんどハンドルネームだけど)載っています。
写真もデカデカと載っていたりと、個人情報もなんのそのでした。

実を言うと、私もこの頃が一番真面目にウェブサイトを作っていたような気が…。

そういえば、付録CD内容は
・OS/2 Worp 体験版
・Chameleon 体験版
・Infomosaic 体験版
・Netscape Navigator 体験版
等など。

Netscape Navigatorは1.0だと思うのだけど。
確認できるOSが、手元にない…。

1995年位のネット情報から少しづつやっていけば、ネット接続が判らない初心者の方もきっと判る…かも!?(問題は、当時のOS入るようなPCがないって事ですね!)