ウェブ上でFlashを再生できる便利な、JavaScript製のライブラリを発見して、リニューアルしたサイトに使用中です。
再生も問題なくでき、プラグインも再生ソフトもいらなく、とても便利なのでメモしておきます。
昨年、依頼を受けてリニューアルしたウェブサイト。
コンテンツのボリュームもあり、大規模な改修は難しい。
そしてコンテンツは一部Flashで出来ていて、この部分をすべて構成しなおすのは、少し難しい…
という事で、悩んでいました。
その中で、見つけたのが以下のページ
JavaScript製FlashPlayer「swf2js」swfをそのままHTML5に変換。 - Qiita
ご注意:
上記で公開されているGitHub版「swf2js」についての質問の返答は、現在停止しているとの記載でした。(現在「swf2js」は株式会社ソニックムーブにて製品としてのお問い合わせを受け付けているとの事です。参照:https://swf2js.com/)
こちらに掲載されているJavaScriptは、HTML上でheaderに読み込み、表示したい場所に指定のタグを入れると、そのままFlashコンテンツが再生できるという優れもの。
早速試しに使ってみると、コンテンツも再生でき、作品の表示もできました。
今回は動きと音のみのコンテンツだったので、記載どおりで再生できましたが、ある程度細かい指示も出来るみたいです。
詳しい方法は、上記のサイトを見ると書かれています。
設置方法のメモ
- Scriptをダウンロード
「完成品」の下にある「swf2js/swf2js」をクリックするとGithubに飛びます。後はいつも通りに緑色の「Code」からDownload ZIPを選んでダウンロード。 - swf2js.jsをサイトディレクトリにアップ
- headerに読み込む
- bodyタグ内に表示する
<script type="text/javascript" src="swf2js.js"></script>
<script type="text/javascript">
swf2js.load("./sample.swf");
</script>
タグIDを追加して大きさを指定したり、複数設置もできる。(詳しくは上記のページに書かれています。)
希望どおり、以前から続いているサイトの作品展示の雰囲気を変えずにリニューアルでき、とても良かったです。
リニューアル後のサイトは以下なので、どうぞ見てください。
IKEDA midori site
現代美術家・池田 緑さんのアート作品を展示したウェブサイトです。
その中の「A World Masked」の作品集は、作品が時系列(1999年〜からの時系列)によって切り替えられてゆきます。Flashコンテンツのほか、9・11当時にインタビューした映像作品もあります。
WEBサイト制作も20数年していると、サイトの作り直しが多いです。
TableタグからCSSになったり。
Movable typeからWordPressになったり。
ガラケーサイトからレスポンシブサイトになったり。
その都度、新しい技術に合わせた新しいコンテンツという流れがほとんどですが…。
場合によっては、古いコンテンツや技術を残してゆく事も、これから必要なんじゃないかなと思っています。
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