MacOSの標準メールソフトMail.appのデータを初期化する方法
MacOSに標準でついてくるメーラー、Mail.app(Apple Mail)。
そのMail.appのデータを別デレクトリにバックアップして、初期化してしまう方法をメモ。

今回標準メールを初期化したのは、Thunderbirdに移行したため。

Mac標準のメールソフトは見やすいし、慣れようかと思ったのだけど。
結局使い慣れたThunderbirdに戻す事に。

普通のメールソフトなら、ソフトごと削除するのだけど。
Mail.appは削除できないので、初期化する事に。

見つけたら、以外と簡単だったけど、一応メモメモ。

初期化とバックアップ手順

1.メールデータの入っているフォルダを表示する
2.Mailフォルダ内のデータをバックアップする
3.Mail.appを起動する

1.メールデータの入っているフォルダを表示する

まずは、メールソフトを終了。

Mail.appの中の各メールアカウントデータは、
Macintosh HD>ユーザ>ユーザー名>ライブラリ
の中に入っている。

このフォルダは通常では見えなくなっている。
表示するには、Finderのメニューで、Optionキーを押しながら「移動」を選ぶ。
すると、移動先に「ライブラリ」が選べるので、そのまま移動。

2.Mailフォルダ内のデータをバックアップする

メールアカウントのデータは、「ライブラリ」フォルダの中にある「Mail」フォルダの「V2」の中。
Mailboxes、MailDataの他に各アカウント(ここではIMAPのアカウント3つ)のフォルダが入っている。

Mailboxes
MailData
各アカウント

これらをすべて、別デレクトリに作ったフォルダへ移動して、バックアップする。

3.Mail.appを起動する

Macintosh HD>ユーザ>ユーザー名>ライブラリ>Mail>V2
が空になったのを確認して、Mail.appを起動。
すると、新しく、「Mailboxes」「MailData」が出来て初期状態になる。

以上。

アップル標準のメールソフトは、メールという名称で、ネットの検索名がややこしい。
調べてみると、「Mail.app」とか「Apple Mail」と書かれているみたい。

という事で、メールソフトの名称を検索してみたけど。
初期化方法になかなか辿りつけず。

正式名称とかつけてくれればいいのにな。

ちなみにMail.appは、ブラウザクリックで立ち上がったりする、メールソフト設定で必要なので、削除すると後で面倒だったり。