北海道のこの時期といえば、たちの味噌汁。

たちとは、たらの白子の事。
冬が旬で1月までが一番美味しい時期。

そんな北海道のたち。
実は「真だち」と「助だち」の2種類がある。

どう違うのかというと。
真鱈(まだら)の白子が真だち、助惣鱈(スケソウダラ)の白子が助だち。

寿司ネタや、たちポンで出るのが、真だち。
で、上の味噌汁や鍋などに使われるのが、助だち。

助だちは、真だちよりも小ぶりでやや味の濃厚さが少ないのだけど。
安くて普通にスーパーで特売されているので、家庭の味。

この前の特売では100グラム78円だった。

安い。
しかも、みそ汁は簡単。

作り方
1.煮干などで出汁をとった湯を沸騰させる。
2.たちを流水で軽く水洗いして、食べやすい大きさに手で千切りながら、1に入れる。
3.火が通った頃合いを見て(途中ふきこぼれに注意)味噌を溶かす。
4.お椀によそって、好みにより、長ネギや七味などを入れる。
5.美味しくいただく。

母曰く、沸騰寸前で止めて、少しトロッとしている具合が美味しい、との事。

子供の頃から大好きだった、たちの味噌汁。
人によっては見た目が嫌いという方もいるらしい。

見た目が悪いもの程、何故か美味しいっていうのは本当なのですヨ。